デフォルトしたギリシャ、ユーロ離脱の日程 ギリシャのメリット、デメリット
みなさん こんにちは ジョシュです。
ギリシャのユーロ離脱の可能性が毎日の様に
議論されています。
これから7月5日のギリシャ国民投票やECB(欧州中央銀行)が
保有している35億ユーロのギリシャ債権償還日の7月20日などが
節目のスケジュールになって来るでしょう。
これらの日程で、EU(特にドイツ、フランス)がギリシャと折り合いを
付けない限り、ギリシャをユーロを離脱する可能性があります。
ドイツはそれを望んでいません。
なぜか?
例えば、ギリシャやイタリア、スペインなどの国家が離脱すると、
(すごく簡単にいうと)彼らは貧乏国家になって、自国通貨はダダ下がりです。
そうすると、ドイツはこれらの国に輸出ができなくなります。
逆にこれらの国家はドイツやEU圏外に輸出する時に価格競争力が
高まります。
ギリシャにもユーロ離脱のメリットがあるのです。
デメリットは何でしょうか?
ギリシャの通貨建てでお金をもらう人が海外旅行したり、外国のものを
消費するとすごく高くなります。
ギリシャの自給率がどれくらいかわかりませんが、輸入をたくさんしている
国だとハイパーインフレになります。(アルゼンチンが90年代になりました)
また、ギリシャの主な産業は、海外への出稼ぎ、観光業、海運業です。
どれも、自国通貨が安いとメリットがあります。
これからあと3週間くらいギリシャとEU(特にドイツ)の攻防が
繰り広げられます。